7坪の個人カフェの固定費はいくら?月約17万円、光熱費込み約20万円

個人でカフェを開業すると、毎月どのくらいのお金がかかるのか。

私も開業前は気になっていましたが、実際の金額は店舗の広さや家賃、人を雇うかどうか、契約するサービスなどによってかなり変わります。

私は2023年6月に東京都足立区で、約7坪の小さなカフェを開業しました。開業時から現在までアルバイトは雇わず、基本的にワンオペで営業しています。

今年の帳簿と現在の契約内容をもとにすると、私の店の固定費は月約17万円です。

さらに電気・ガス・水道が平均で月約3万6,000円かかるため、合わせると月約20万5,000円になります。

この記事では一般的なカフェの相場ではなく、実際に私の店で毎月かかっている費用を公開します。

※金額は今年の帳簿と現在の契約内容をもとにした概算です。

約7坪・ワンオペの個人カフェ

まず、私の店舗の条件はこんな感じです。

  • 東京都足立区
  • 約7坪
  • 2023年6月開業
  • 基本的にワンオペ
  • アルバイトなし
  • 税理士への依頼なし
  • 客用Wi-Fiなし
  • POSレジ、キャッシュレス決済、Wi-Fi、BGMはUSEN系で契約

約7坪の小さな店舗を一人で営業しているため、人件費がかからないことと、税理士に依頼していないことが、固定費を抑えられている大きな要因です。

店舗の規模や営業形態によって必要な費用はかなり違うので、以下はあくまで私の店舗の実例です。

毎月の固定費は約17万円

現在の固定費をまとめると、次のようになります。

項目月額の目安
店舗家賃約132,000円
USEN一式約20,000円
通信費約5,000円
ゴミ回収費約5,000円
マネーフォワード クラウド約2,000円
店舗保険約2,000円
人件費0円
税理士費用0円
合計約166,000円

ざっくり月17万円です。

電気・ガス・水道は季節や使用量によって金額が変わるため、この表には含めていません。

また、仕入れ、消耗品、キャッシュレス決済手数料、税金、設備修理、借入返済なども含めていません。

家賃は月約13万2,000円

固定費の中で一番大きいのは、店舗の家賃です。

約7坪で、月約13万2,000円かかっています。

固定費全体が約17万円なので、その大部分を家賃が占めています。

通信費や契約しているサービスは開業後でも変更できますが、家賃は簡単には変えられません。

実際に営業してみても、物件を決める段階で毎月の固定費のかなりの部分が決まると感じます。

POSレジ・決済・Wi-Fi・BGMで月約2万円

POSレジ、キャッシュレス決済、店舗用Wi-Fi、BGMは、開業時にUSEN系でまとめて契約しました。

合わせて月約2万円です。

客用Wi-Fiは提供していないため、Wi-Fiは主にレジなど店舗運営のために使用しています。

開業時は必要なサービスをまとめて導入できたので、そのまま現在まで利用してきました。

POSレジについては、実際に使っているUSENレジも含めて別の記事で詳しく書いています。

個人カフェのPOSレジについてはこちら

キャッシュレス決済についてはこちらです。

個人カフェのキャッシュレス決済比較はこちら

店舗用Wi-Fiについては、実際に工事不要タイプを使ってきた経験をまとめています。

工事不要の店舗用Wi-Fiについてはこちら

BGMについても別の記事でまとめました。

個人カフェの店舗BGMについてはこちら

通信費・ゴミ回収費・店舗保険

通信費は月約5,000円です。

楽天モバイルとドコモを利用していて、店舗用スマホのほか、自分のスマホも仕事で使用しています。

店舗用スマホについてはこちら

ゴミ回収費は月約5,000円です。

店舗から出るゴミは事業系ゴミとして処理するため、毎月回収費がかかっています。

店舗保険は2年分を一括で支払っていますが、月額にすると約2,000円です。

毎月支払うものではありませんが、継続して必要になる費用なので、この記事では月額に換算して固定費に入れています。

個人カフェの店舗保険についてはこちら

会計ソフトは月約2,000円、税理士費用は0円

会計には、開業した2023年6月からマネーフォワード クラウドを使っています。

現在の費用は月換算で約2,000円です。

銀行口座とクレジットカードを連携し、現金で支払ったレシートは写真で読み込んでいます。

開業届や青色申告承認申請書の提出から、その後の確定申告まで自分で行っているため、現在まで税理士には依頼していません。

そのため、私の場合は税理士費用がかかっていません。

もちろん、誰にとっても税理士が不要という意味ではありません。

取引が複雑な場合や、自分で帳簿付けや確定申告をするのが難しい場合には、税理士へ依頼した方がいいこともあると思います。

私の場合は、今のところマネーフォワードを使って自分で対応できています。

個人カフェ向け会計ソフト比較はこちら

人件費はワンオペなので0円

私は開業時から現在までアルバイトを雇っていないため、人件費は0円です。

約7坪の小さな店舗なので、基本的に一人で営業しています。

人件費がかからない分、毎月の固定費はかなり抑えられています。

ただし、接客、調理、片付けなどを一人で行うことになるので、単純にワンオペの方がいいというわけではありません。

店舗の広さや客数、営業時間によっては人を雇う必要もあるので、人件費0円はあくまで私の営業形態の場合です。

光熱費は平均で月約3万6,000円

電気・ガス・水道は毎月発生しますが、季節や使用量によって変わるため、固定費とは別にしています。

今年の平均はこのくらいです。

光熱費月平均の目安
電気代約25,000円
ガス代約9,400円
水道代約1,400円
合計約35,800円

ざっくり月平均3万6,000円です。

カフェでは冷蔵庫などを常時稼働させるほか、エスプレッソマシンや空調も使うので、私の店では電気代が一番高くなっています。

特に空調を使う時期は金額が変わるため、月約3万6,000円はあくまで平均です。

固定費と合わせると、月約20万2,000円が現在の店舗維持費の目安になります。

もちろん、ここに食材などの仕入れや消耗品、決済手数料などが加わるため、20万2,000円だけでカフェを営業できるという意味ではありません。

以前はMEO対策に月約1万5,000円かかっていた

現在はかかっていませんが、開業当初はMEO対策を業者へ依頼していました。

費用は月14,300円です。

開業直後はまず店を知ってもらう必要があったため、集客目的で利用していました。

その後、営業を続けて集客がある程度安定したため解約しました。

月14,300円なので、年間では171,600円の削減になっています。

MEO対策そのものが不要だったというわけではありません。

私の場合は、開業直後には必要だと思って利用し、その後の店舗の状況が変わったため継続しないことにしました。

その時の店舗によって必要な固定費は変わる

開業から3年以上経って感じるのは、その時の店舗の状況によって必要なものは変わるということです。

開業直後は集客のためにMEO対策を利用していましたし、POSレジやWi-Fi、BGMなどもまとめて導入できるUSEN系のサービスが便利でした。

一方、営業を続けて集客が安定したり、店舗運営に慣れたりすると、開業当初と同じサービスが必要とは限りません。

現在は店舗の通信環境について、光回線への変更も検討しています。

店舗向け光回線についてはこちら

固定費は単純に安ければいいというより、その時の店舗に必要なものを選ぶことが大事なのかなと思っています。

まとめ|7坪の個人カフェで固定費は月約17万円

私の約7坪の個人カフェでは、現在の固定費は月約17万円です。

さらに光熱費が平均で月約3万6,000円かかるため、合わせると月約20万2,000円

人件費と税理士費用がかかっていない一方で、固定費の大部分を店舗家賃が占めています。

ここに仕入れや消耗品、決済手数料などが加わるので、この金額だけで営業できるわけではありません。

また、開業直後と現在では必要なサービスも少しずつ変わりました。

店舗によって家賃や必要な人員、設備は大きく違いますが、約7坪の小さなカフェをワンオペで営業している一例として、開業前に毎月の支出を考えるときの参考になればと思います。

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