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カフェを開業すると、POSレジやキャッシュレス決済、BGM、パソコンなど、意外と多くの場面でインターネット回線が必要になります。
私の店は約7坪の小さなカフェで、1階にある築50年程度と思われる木造の建物です。
開業時、本当は光回線を引きたかったのですが、大家さんから壁に穴を開ける工事を断られてしまいました。
そこで、工事なしで導入できるUSENの通信サービスを選びました。
現在はUSENのPOSレジ、キャッシュレス決済、BGM、Wi-Fiをまとめて契約しています。
約3年間使ってきて、レジやキャッシュレス決済については大きな問題はありません。一方、パソコンなどに使うWi-Fiはスマートフォンより遅く感じることが多く、不満もあります。
現在はPOSレジやキャッシュレス決済を中心にUSENの契約自体を見直しているため、それに合わせて店舗の通信環境も考え直すことにしました。
この記事では、実際に約3年間使っているUSENの感想を中心に、
- ドコモ home 5G
- UQ WiMAX
- FreeMax+5G
- USEN AIR
など、工事不要で使える回線を比較します。
また、現在パソコンで実際に使っている楽天モバイルのテザリングについても紹介します。
小さなカフェでもネット回線は必要
カフェのWi-Fiというと、お客さん向けのフリーWi-Fiを想像するかもしれません。
私の店では客用Wi-Fiは提供していませんが、それでも店舗運営にインターネット回線は欠かせません。
現在使っているのは主に、
- POSレジ
- キャッシュレス決済端末
- BGM
- パソコン
です。
特に重要なのがPOSレジとキャッシュレス決済です。
パソコンの通信が多少遅いくらいなら何とかなりますが、会計時に通信できなくなるのは困ります。
そのため店舗用の回線は、最大通信速度だけでなく営業中に安定して使えるかも重要です。
USENの通信サービスを約3年間使った感想
私は開業時から約3年間、USENの通信サービスを使っています。
選んだ一番の理由は、光回線の工事ができなかったことです。
大家さんから壁に穴を開ける工事を断られていたため、工事不要で導入できるUSENを選びました。
また、開業時にPOSレジ、キャッシュレス決済、BGM、Wi-Fiまでまとめて契約できたのも便利でした。
ここで少し分かりにくいのですが、私の店ではUSENのレジ・キャッシュレス決済に使っている回線と、パソコンやBGMに使っているUSENのWi-Fiは別回線になっています。
どちらもUSENのサービスですが、すべてを同じWi-Fiにつないでいるわけではありません。
USENを使って良かったところ
一番良かったのは、開業時にまとめて導入できたことです。
光回線の工事ができなくても通信環境を用意でき、POSレジ、キャッシュレス決済、BGM、Wi-FiまでUSENにまとめられました。
開業準備ではほかにも決めることが多いので、窓口をまとめられたのは楽でした。
また、POSレジとキャッシュレス決済については、約3年間使っていて大きな問題はありません。
電話サポートも利用できます。
開業時に必要なサービスをまとめて導入したい場合には便利だったと思います。
USENで不満だったところ
一方、不満なのはパソコンやBGMに使っているWi-Fiです。
実際に通信速度を測ってみてもスマートフォンより遅く、普段使っていてもYouTubeが途中で止まることがあります。
また、年に1回くらいは通信の調子が悪くなり、ルーターを再起動しています。
特定のWebサイトだけ開けず、別の回線に切り替えると普通に表示されたこともありました。
毎日のようにトラブルが起こるわけではありませんが、パソコンまで含めて快適に使えるWi-Fiとは言いにくい、というのが約3年間使った感想です。
現在のUSEN AIRは、
- ベーシック通信プラン:月額3,278円(税込)
- プレミアム通信プラン:月額4,378円(税込)
- 初期費用:25,300円(税込)
です。
想定通信容量はベーシックが月10GB、プレミアムが月25GBです。
想定容量を超えた場合でも、USEN指定のPOSレジなどは通常速度で利用できる仕組みになっています。
また、公式サイトでも動画閲覧は推奨されていません。
そのためUSEN AIRは、パソコンや動画視聴まで含めて何でも使うWi-Fiというより、POSレジや電子決済など店舗業務を中心に考えられたサービスだと思います。
私の店でも、レジ側には大きな不満がない一方、その他の通信では遅さを感じています。
レジ以外の通信には楽天モバイルも使っている
店舗用スマホには楽天モバイルを使っています。
パソコンを使うときは、楽天モバイルのスマホからテザリングすることもあります。
私の店舗ではUSENのWi-Fiより楽天モバイルの方が快適で、ブログの更新や事務作業にも問題なく使えています。
Rakuten最強プランはデータ利用量によって料金が変わり、20GBを超えると月額3,278円(税込)で国内データ通信を無制限で利用できます。
※混雑時など、公平なサービス提供のため通信速度が制御される場合があります。
そのため、すでに店舗用スマホとして楽天モバイルを契約している私の場合、パソコンのためだけに新しくWi-Fiを契約する必要はないとも感じています。
ただし、私は楽天モバイルをPOSレジやキャッシュレス決済の主回線にはしていません。
モバイル回線の速度や安定性は、地域、建物、時間帯、混雑状況などによって変わります。
今のところは、レジとそれ以外の通信を分けて使う方法が私の店には合っています。
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工事不要の店舗用Wi-Fiを比較
POSレジなどを他社へ乗り換えた場合に備えて、工事不要で使える回線も比較しました。
料金は2026年8月時点の税込価格です。
| サービス | 月額料金 | 店舗での利用 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ドコモ home 5G | 5,280円 | 利用可 | ドコモ5G/4G・有線LAN対応 |
| UQ WiMAX | 5,280円※ | 法人向けあり | 店舗利用可・法人限定で15日間試用あり |
| FreeMax+5G | 4,800円 | 法人向けあり | 端末レンタル・契約期間の縛りなし |
| USEN AIR | 3,278円~ | 店舗向け | POSレジ・電子決済などを想定 |
※料金・条件は2026年8月時点。キャンペーンや提供条件は変更される場合があります。
※UQ WiMAXは「WiMAX +5G割」の適用で13カ月間4,598円(税込)、その後は5,280円(税込)です。
料金だけを見るとUSEN AIRは安いですが、通信容量や端末代、契約条件などがそれぞれ違います。
特にPOSレジやキャッシュレス決済の主回線として使う場合は、月額料金だけでなく、店舗で安定して通信できるかも確認して選びたいところです。
ドコモ home 5G|店内のドコモ回線は比較的速かった
工事不要回線の中で候補にしているのが、ドコモ home 5Gです。
home 5Gはコンセントにつないで使うホームルーターで、月額料金は5,280円(税込)。
専用端末「HR02」は73,260円(税込)です。
条件を満たして「月々サポート」を48回すべて受けると、割引総額が73,260円となり、端末代の実質負担額は0円になります。
ただし、途中で解約すると月々サポートも終了するため、短期間で乗り換える場合は注意が必要です。
HR02はWi-Fiだけでなく、有線LANも2台まで接続できます。
店舗でPOSレジなどを使うことを考えると、有線LANに対応しているのはメリットです。
また、私の店ではドコモのスマートフォン回線を実際に測ってみました。
- 朝:約77Mbps
- 昼:約50Mbps
- 夕方:約80Mbps
店内では4Gと5Gが切り替わりますが、測った範囲では比較的良い結果でした。
ただし、これはドコモのスマートフォン回線の実測値で、home 5Gを使った結果ではありません。
スマートフォンで速度が出ていても、home 5Gで同じ速度が出る保証はありません。
端末、設置場所、時間帯、周囲の混雑状況などによって通信速度は変わります。
そのため、光回線が引けなかった場合の候補にはしていますが、実際の通信状況を確認してから判断したいところです。
UQ WiMAX|法人なら契約前に店舗で試せる
もう一つ候補にしているのがUQ WiMAXです。
UQ WiMAXには法人向けサービスがあり、ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」も用意されています。
月額料金は通常5,280円(税込)。
「WiMAX +5G割」が適用されると、契約当月から13カ月間は4,598円(税込)です。
UQ WiMAXで特に気になるのが、契約前に実際の店舗で試せることです。
法人向けには、L13などのWiMAXルーターを15日間無料で試せるキャンペーンがあります。
ホームルーターは同じサービスでも、建物や設置場所によって通信状況が変わります。
POSレジやキャッシュレス決済の主回線として使うなら、実際の営業時間中に通信状況を確認してから契約できるのはメリットだと思います。
※15日間の無料お試しは法人限定。個人事業主は対象可否を要確認。
FreeMax+5G|契約期間の縛りがない
FreeMax+5Gには、法人・個人事業主向けのプランがあります。
月額料金は4,800円(税込)、初期費用は3,300円(税込)。
端末はレンタルなので端末代は0円です。
契約期間の縛りがなく、解約金も0円と案内されています。
長期契約を避けたい場合や、光回線が開通するまでの一時的な通信環境としても使いやすそうです。
ただし、私はFreeMax+5Gを実際に使ったことはありません。
店舗の主回線として使うなら、料金や契約条件だけでなく、自分の店で安定して通信できるかも確認して選びたいところです。
FreeMax+5Gの詳細はこちら
【FreeMax+5G|法人プラン】USEN AIR|レジ中心ならメリットはある
現在使っているUSEN AIRは、店舗向けに提供されているサービスです。
POSレジや電子決済など業務機器での利用が想定されていて、電話サポートも24時間365日対応です。
また、プランの想定通信容量を超えても、USEN指定のPOSレジなどは通常速度で利用できるのが特徴です。
私が現在使っているUSENレジでは、約3年間大きな問題なく使えています。
一方、パソコンなど幅広い用途に使う回線としては、私の店では物足りなさを感じています。
料金や容量については先ほど実体験の部分で紹介したので、ここでは省略します。
なぜ今、通信環境まで見直しているのか
今回、私が一番変えたいのはWi-Fiではありません。
主な目的は、POSレジやキャッシュレス決済を中心にUSENの契約を見直し、店舗の固定費を下げることです。
現在はPOSレジ、キャッシュレス決済、BGM、Wi-FiをUSENでまとめて契約していて、全体で月額約2万円かかっています。
他社サービスと比較すると、私の店ではこれらを見直すことで年間約10万円固定費を下げられそうです。
特に見直したいのが、POSレジとキャッシュレス決済にかかる費用です。
現在のUSENでは、USEN指定のPOSレジなどを通常速度で利用できる仕組みになっています。
そのため、POSレジなどを他社へ乗り換えるタイミングで、通信環境も改めて見直すことにしました。
逆にUSENレジを使い続けるなら、Wi-Fiも今のまま使います。
パソコンについては楽天モバイルのテザリングで足りているので、Wi-Fiだけを乗り換える予定はありません。
自分の店で乗り換えるなら、まず光回線を再検討
POSレジなどを乗り換えることになったら、最初に検討するのはホームルーターではなく光回線です。
開業時は大家さんから壁に穴を開ける工事を断られたため、光回線を諦めました。
ただ、建物の設備や配管の状況によっては、壁に新しく穴を開けずに光回線を引き込める場合もあります。
レジやキャッシュレス決済の主回線として使うなら通信の安定性を優先したいので、まずは光回線を引けないか改めて確認するつもりです。
それでも工事が難しければ、ドコモ home 5GやUQ WiMAX、FreeMax+5Gなどの工事不要回線を比較します。
私の店ではドコモのスマートフォン回線が比較的速いため、home 5Gは候補の一つです。
UQ WiMAXは実際の店舗で試せるので、こちらも試してから判断したいと思っています。
私の場合は、
POSレジなどUSENの契約を見直す
→ 通信環境も見直す
→ まず光回線が引けないか再確認
→ 難しければ工事不要回線を比較
という順番です。
店舗のネット回線は毎日の営業に使うものなので、料金だけでなく、実際の店舗で安定して使えるかを確認して選びたいと思います。
工事できる店舗では光回線も比較候補
工事ができる店舗では、ホームルーターだけでなく光回線も比較候補になります。小規模店舗向けの光回線については、別の記事で詳しく比較します。


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