カフェを始める前から、
「人はあまり文字を読まない。」
ということは知っていました。
だから最初からスイーツには写真付きのPOPを使い、分かりやすく伝えることは意識していました。
それでも3年間営業して感じたのは、
店主の当たり前は、お客様の当たり前ではない。
ということです。
今回は、実際に営業して分かったPOPの考え方を書いてみます。
① POPは分かりやすさが一番大切
私が意識しているのは、
- 商品名
- 特徴
- 値段
この3つが一目で分かることです。
デザインも大切ですが、それ以上に「一瞬で伝わること」を意識しています。
② POPは貼る場所も大切
POPは何を書くかだけではなく、どこに貼るかも大切です。
私は、
- 利益を残したい商品
- 季節商品
- 定番商品
を分けて考えています。
一番見やすい場所には、季節商品や利益を残したい商品。
定番商品は、その次でも十分です。
POPは商品の説明だけではなく、
「今、お店がおすすめしたい商品」
を伝える役割もあります。
③ 商品名だけで反応が変わることもある
営業していて驚いたのは商品名です。
以前、「豆乳ラテ」という名前で販売していました。
ところが、ほとんど注文されませんでした。
そこで「ソイラテ」に変えたところ、注文が増えました。
理由は分かりません。
お客様の反応を見ると、「ソイラテ」という一つの飲み物として認識されているようにも感じます。
また、「柑橘のタルト」を販売した時には、「柑橘」が読めない方が想像以上に多くいました。
「りんごですか?」
「みかんですか?」
と聞かれることも多く、半分近くのお客様は読めなかった印象です。
店主には当たり前の言葉でも、お客様にはそうではありません。
商品名は、分かりやすいことが一番大切だと感じています。
④ 写真は一番分かりやすい説明になる
スイーツは写真なしで販売したことがありません。
近所のお客様は、SNSではなく、お店に来て初めて商品を見る方も多いからです。
写真があると、
「これ美味しそう。」
と直感的に伝わります。
長い説明を書くより、一枚の写真の方が伝わることも多いと感じています。
⑤ お店の外のPOPも必要
本当は、お店の外にPOPを貼るのはあまり好きではありません。
外観がごちゃごちゃしてしまうからです。
でも、お客様からすると、
「何があるのか。」
「いくらくらいなのか。」
が分からないお店は入りにくいようです。
だから最低限必要な情報は、お店の外からでも分かるようにしています。
⑥ POPは販売員
私は、POPは販売員のような存在だと思っています。
初めて来店されたお客様は、何を選べばいいか分からないことが意外と多いです。
だから私は、「今のおすすめ」が自然に伝わるようにPOPを作っています。
私がずっと商品の説明をすることはできません。
でもPOPなら、お客様が商品を見た時に、
「これはこんな商品なんだ。」
「今のおすすめなんだ。」
ということを伝えられます。
POPは、お客様が迷わず商品を選ぶための接客だと思っています。
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