小さなカフェのPOSレジの選び方|USEN・Airレジ・Square・スマレジ・POS+を比較

個人カフェを開業するとき、POSレジはどれを選べばいいのか。

私は一人で小さなカフェを経営して約3年になります。開業時にUSENレジを導入し、現在も使用しています。

私がUSENを選んだ理由は、POSレジそのものの機能だけではありません。キャッシュレス決済、店舗用Wi-Fi、店内BGMまでまとめて相談・契約でき、会計で使っているマネーフォワードと連携できたことも理由の一つでした。

ただ、今レジ単体で選び直すなら、USEN以外も比較します。

POSレジは料金だけでなく、シンプルさを重視したもの、決済との一体化が強いもの、多店舗管理に向いているものなど、それぞれ特徴があります。

この記事では、USENレジを約3年間使っている私の経験と、各社の2026年8月時点の公式情報をもとに、小さなカフェなら何を基準にPOSレジを選べばいいのかを比較します。

※本記事には広告リンクが含まれています。実際に使用しているのはUSENレジのみで、その他のサービスは公式情報をもとに比較しています。

私がUSENレジを選んだ理由

開業するとき、POSレジを導入すること自体はほぼ決めていました。

売上を管理しやすく、会計ソフトと連携できることが理由です。

その中でUSENを選んだのは、POSレジだけでなく、キャッシュレス決済、店舗用Wi-Fi、店内BGMまでまとめて相談できたからです。

開業時は物件や内装、設備、仕入れなど、レジ以外にも決めることがたくさんあります。

それぞれ最安の会社を探すより、契約先や問い合わせ先をまとめて準備の負担を減らすことを優先しました。

現在、私の場合はPOSレジ・店舗用Wi-Fi・店内BGMなどを合わせて月額約2万円かかっています。

そのため、レジ単体の料金を重視するなら、使っている私から見てもUSENが安いとは思いません。

USENを選ぶメリットは、安さよりも店舗に必要なサービスをまとめられることや、トラブル時に遠隔対応だけでなく訪問対応も受けられることだと思います。

USENレジを実際に使った感想については、別の記事にまとめています。

カフェ開業におすすめのPOSレジは?USENを約3年間使った正直レビュー

小さなカフェがPOSレジを選ぶときに見るところ

POSレジを比較するときは、月額料金だけではなく、実際に店で使う状態まで考えておく必要があります。

無料で使えるPOSレジでも、iPadなどの端末、レシートプリンター、キャッシュドロア、決済端末などが必要になれば、その費用は別にかかります。

また、一人営業の小さなカフェと、スタッフが複数いてテーブル注文を取る飲食店では、必要な機能も違います。

私なら、次のような点を確認します。

  • POSレジの初期費用・月額料金
  • 必要な端末や周辺機器
  • 会計ソフトとの連携
  • 売上分析でどこまで見られるか
  • ハンディやモバイルオーダーが必要か
  • 複数店舗の管理が必要か
  • 電話・遠隔・訪問などのサポート体制
  • Wi-FiやBGMなど他の店舗サービスもまとめたいか
  • 契約期間や解約条件
  • 故障時の対応や機器交換

特に機械が苦手な場合は、トラブルが起きたときにどこまで自分で対応する必要があるのかも確認しておいた方がいいと思います。

USEN・Airレジ・Square・スマレジ・POS+を比較

細かな機能をすべて並べるより、それぞれが何に向いているのかで見る方が分かりやすいと思います。

POSレジ基本料金の目安主な特徴サポートの特徴向いていそうな店舗
USENレジ13,980円〜レジ・決済・Wi-Fi・BGMなどをまとめやすい遠隔・訪問対応あり店舗サービスをまとめて導入したい
Airレジ0円〜シンプルで低コスト公式サポートあり小規模店・カウンター会計中心
Square0円〜低コストで始めやすく、決済や機能を拡張できるカスタマーサポートあり小さく始めて必要な機能を追加したい
スマレジプランによる売上分析・店舗管理・多店舗展開に対応プランによって異なる売上分析や将来の多店舗展開も考えたい
POS+5,390円〜飲食店の注文から会計まで管理しやすい電話などのサポートありハンディや注文・厨房までまとめたい

※料金は2026年8月時点で確認した基本料金の目安です。決済手数料、端末代、周辺機器、オーダー機能、オプションなどは別途費用がかかる場合があります。実際の導入費用やサポート内容は、各社の公式サイトで確認してください。

USENレジ|店舗に必要なサービスをまとめたい

USENレジは、私が開業時から使用しているPOSレジです。

特徴はレジ単体というより、キャッシュレス決済、Wi-Fi、BGMなど、店舗運営に必要な複数のサービスをUSENでまとめられることです。

また、トラブル時には遠隔サポートがあり、必要に応じてエンジニアによる訪問対応も用意されています。

レジ単体の料金を抑えることより、契約先をまとめたい、トラブル時に人に対応してもらえる方が安心という場合にはメリットがあります。

Airレジ|シンプルに低コストで始めたい

Airレジ公式サイト⁠

Airレジは、基本的なPOSレジ機能を月額0円で利用できます。

注文入力や会計だけでなく、売上管理などの基本機能も利用できるため、小規模な店舗でシンプルなPOSレジを低コストで導入したい場合に分かりやすい選択肢です。

カウンターで注文を受け、そのまま会計する小さなカフェなら、最初から多くの機能を付ける必要がないこともあります。

必要に応じてAirペイやAirレジ オーダーなど、同じAirシリーズのサービスと組み合わせることもできます。

Square|低コストで始めて必要な機能を増やせる

Squareは、私が次にレジを変更する場合に候補として考えているサービスです。

POSレジは月額0円から利用でき、Squareのキャッシュレス決済と組み合わせられます。年間キャッシュレス決済額3,000万円未満などの条件を満たす場合、主要カードブランドの対面決済手数料は2.5%です。 

Squareの特徴は、無料のPOSと決済だけで終わらないことです。

飲食店向けにはオンライン注文、テーブル管理、ハンディ、キッチンディスプレイなども用意されていて、必要に応じて機能を増やせます。飲食店向けPOSにも無料プランがあり、より高度な機能が必要になれば有料プランへ変更できます。 

また、Squareは世界で400万を超える加盟店に採用されていると公式に公表しています。国内だけの数字ではありませんが、決済を含めて長く使うサービスを選ぶうえでは、事業規模も一つの判断材料になります。 

小さく始めて固定費を抑えながら、必要になったら飲食店向け機能を追加できる点は、小規模なカフェでも使いやすそうだと感じています。

Squareの料金や対応している決済方法を確認する

スマレジ|売上分析や多店舗管理まで考えたい

スマレジ公式サイト

特徴として分かりやすいのが、売上分析と店舗管理の機能です。

日別・曜日別・時間帯別・商品別などの分析に加え、店舗別・端末別・スタッフ別の売上分析にも対応しています。複数店舗を運営する場合には、店舗ごとの売上も確認できます。 

そのため、1店舗のレジとして使うだけでなく、数字を細かく分析したい場合や、将来的に複数店舗を管理する可能性がある場合にも候補になります。

POS+|注文から厨房・会計までまとめたい

POS+公式サイト⁠

POS+には飲食店向けの「POS+ food」があり、POSレジだけでなく、ハンディやオーダーシステムなどを組み合わせられます。

スタッフが複数いる飲食店で、注文から厨房、会計まで一つのシステムで管理したい場合に便利です。

一方、現在は小規模店舗やワンオペ・少人数運営を対象にした「POS+ food スマホPOS」もあり、スマートフォン1台で配席・注文入力から会計まで対応できます。 

POS+で目立つのがサポートです。

スマホPOSでは、初期設定支援や操作トレーニングに加え、365日対応のコールセンターと全国駆けつけサポートが案内されています。自分だけで機器トラブルに対応するのが不安な場合には、この部分も比較材料になります。 

機械が苦手ならサポート方法も確認する

POSレジは営業中に使うものなので、故障や通信トラブルが起きる可能性もあります。

電話やチャットで説明を聞きながら自分で対応できる人なら、それほど問題にならないかもしれません。

一方で、

「説明されても機械のことは分からない」

「営業中に壊れたら自分では直せない」

という人もいると思います。

その場合は、月額料金だけでなく、遠隔操作や店舗への駆けつけ対応があるかまで見ておいた方が安心です。

USENやPOS+のように訪問対応まで用意しているサービスもあれば、オンラインや電話を中心にサポートするサービスもあります。

無料や低価格で使えることと、人によるサポートが充実していることは別なので、自分がどこまで対応できるかも含めて選ぶ必要があります。

会社やサービスの継続性も見ておきたい

POSレジやキャッシュレス決済は、一度導入すると毎日の営業で使う店舗インフラになります。

特にキャッシュレス決済は売上金の入金にも関係するため、私は料金や決済手数料だけでなく、どの会社がサービスを運営しているのかも確認しておきたいと思っています。

もちろん、会社の規模だけで安全性を判断することはできません。

ただ、数年単位で使う可能性があるものなので、サービスの運営実績や企業規模なども判断材料の一つにはなります。

Squareについて世界400万超の加盟店という規模を確認したのも、そのためです。 

個人カフェならどれを選ぶか

5社の違いをかなり簡単に整理すると、こうなります。

費用を抑えてシンプルに使いたいならAirレジ。

POSとキャッシュレス決済をまとめ、低コストで始めて必要な機能を増やしたいならSquare。

レジだけでなくWi-FiやBGMなど店舗サービスもまとめたい、訪問サポートも欲しいならUSEN。

細かな売上分析や将来の多店舗展開まで考えるならスマレジ。

ハンディや注文、厨房、会計まで飲食店の業務をまとめたいならPOS+。

同じPOSレジでも、かなり方向性が違います。

一人営業でカウンター会計が中心の小さなカフェなら、多機能なシステムを導入しても使わない可能性があります。

反対に、スタッフが増えたり2店舗目を出したりすれば、最初は不要だった管理機能が必要になることもあります。

そのため、契約前に自分の店で本当に使う機能を書き出してから、必要な端末や周辺機器まで含めた費用を比較するのが分かりやすいと思います。

私が次に検討しているのはSquare

現在すぐにUSENレジを変更する予定はありませんが、変更する場合はSquareを候補に入れています。

理由は、POSレジを月額0円から利用でき、キャッシュレス決済もSquareでまとめられることです。無料プランから始め、必要になれば飲食店向けの機能を追加できます。 

今の私なら、開業時のように店舗サービスを一社へまとめることより、毎月の固定費や決済手数料を重視して比較します。

ただ、現在はUSENでレジだけでなくWi-FiやBGMなどもまとめています。

実際に変更するなら、POSレジの料金だけでなく、決済手数料、必要な周辺機器、マネーフォワードとの連携、既存データの扱い、故障時の対応、USENでまとめているサービスを分ける手間まで含めて判断することになります。

まとめ

小さなカフェのPOSレジは、単純に機能が多いものや月額料金が安いものを選べばいいわけではありません。

私は開業時、レジ、決済、Wi-Fi、BGMなどをまとめられることを重視してUSENを選びました。現在はそれらを合わせて月額約2万円ですが、開業時の契約や準備をまとめられたことにはメリットがありました。

一方、レジ単体で考えれば、AirレジやSquareのように月額0円から利用できるサービスもあります。売上分析や多店舗管理を重視するならスマレジ、注文から厨房まで含めて管理したいならPOS+というように、それぞれ得意な部分も違います。

また、機械が苦手なら、料金だけでなくトラブル時に人へ任せられるかどうかも重要です。

自分の店に必要な機能は何か、どこまで一社にまとめたいのか、トラブル時にどこまで自分で対応できるのか。

この3つを決めてから比較すると、自分の店に合うPOSレジを絞りやすくなると思います。

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