「カフェを開業して一番大変だったことは何ですか?」
と聞かれることがあります。
もちろん、大変なことはたくさんあります。
でも、開業前に想像していたことと、実際に営業して感じた大変さは少し違いました。
今回は、私がワンオペでカフェを営業していて、大変だと感じたことを書いてみます。
① 立地選びと最初の集客
個人店で最初に苦労するのは、やはり集客です。
私は、立地が一番重要だと思っています。
どんなに広告を出しても、その場所に需要がなければ長く続けるのは難しいからです。
開業時はチラシを約1万枚配り、SNS広告も出しました。
でも、それが効果を発揮したのは立地が良かったからだと思っています。
その後は地域のWebライターさんが記事を書いてくださったり、地域誌へ掲載していただいたりして、今では自分で広告費をかけることはほとんどなくなりました。
② 長時間労働に慣れること
開業したばかりの頃は、14時間近く立ちっぱなしの日もありました。
営業が終わる頃には体力が尽き、一度店で寝てから作業を再開し、そのまま帰宅することもありました。
もともと立ち仕事には慣れていましたし、体力も人並み以上にはある方だと思います。
それでも最初はかなりきつかったです。
今は慣れてきて、12時間程度なら問題なく動けます。
仕事の効率化もしましたが、一番大きいのは慣れだったと思います。
最初は「これが毎日続くのか」と思っていましたが、意外と体は慣れるものだと感じています。
③ 休みが少ない
今でも基本は週6日営業です。
週5日営業だと、私のお店では収入が少し厳しくなります。
その代わり、用事がある日は普通に休みます。
固定の定休日ではなく、自分で休みを決めています。
休みは少ないですが、その方が私には合っています。
④ 体調を崩せない
ワンオペなので、自分が休めば売上はゼロになります。
だから体調管理はかなり意識しています。
睡眠や食事には気を付けていますし、無理をしすぎないようにもしています。
今のところ、大きく体調を崩したことはほとんどありません。
⑤ 売上が読めない
月単位なら、ある程度売上は予測できます。
でも、一日単位は今でもよく分かりません。
天気にも左右されます。
だから私は、ロスが出ない範囲で最初に作る量を決めています。
焼き菓子やコーヒーを中心にしているのも、その理由の一つです。
比較的日持ちする商品なので、食品ロスを抑えやすいからです。
⑥ 困ったお客様への対応
困ったお客様に出会うこともあります。
お酒を飲んで来店される方や、他のお客様が居心地悪くなるような行動をする方もいました。
最初はどう対応すればいいか分かりませんでした。
でも、お店を続けるためには、必要なことはきちんとお伝えするようにしています。
全員に好かれることより、お店全体の雰囲気を守ることの方が大切だと感じています。
⑦ それでも会社員には戻りたくない
カフェを開業すると、大変なことはもちろんあります。
開業直後は休みも少なく、時給に換算すれば最低賃金を下回っていたと思います。
最初に勤めた化粧品会社はブラックでした。
でも、その後に働いた薬剤師や派遣薬剤師は、残業もそれほど多くなく、給料にも不満はありませんでした。
それでも、会社員に戻りたいとは思いません。
理由は、人間関係に悩むことがほとんどなく、自分で全部決められる今の働き方の方が、私には合っているからです。
もちろん、その分責任は全部自分にあります。
でも、その責任も含めて、今の方がずっと気楽に働けています。
昔は「人生にスキップモードがないなんてバグだ」と思っていました。
仕事が終わればカラオケで叫んだり、現実逃避するように海外旅行へ行きたくなったりしていました。
でも今は、そう思うことがほとんどありません。
人によって向き・不向きはあると思います。
私には、会社員より今の働き方の方が合っていました。

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