開業して半年ほど経ちました。
夏を乗り越え、少しずつお店のことを知ってくれる人も増えてきた頃です。
ただ、この頃もまだ「もう大丈夫だ」と思える状態ではありませんでした。
今回は開業半年頃に感じた、「お店の認知」について書いてみようと思います。
売上はほぼ計画通りだった
10月の売上は約90万円でした。
創業計画書では夏場は売上が落ち、秋以降に回復する前提で計画していたため、ほぼ想定通りです。
特別良かったというより、
「計画通りに推移しているな」
という感覚でした。
潰れそうな感じはありませんでしたが、まだ余裕がある状態でもありませんでした。
Googleマップの影響は意外と大きかった
10月に販売したかぼちゃプリンは反応が良かった商品です。
上にはお化け型のメレンゲクッキーを乗せていました。
ある日、その商品を注文した3人組のお客様が、かなり時間をかけて写真や動画を撮影していました。
その後、お店を知って来店される方が少し増えました。
後から確認すると、その方たちがGoogleマップに写真や動画を投稿していたようです。
実際、
「Googleマップを見て来ました」
というお客様も増えました。
広告費をかけなくても、お客様の投稿が認知につながることを実感した出来事でした。
季節商品はやはり必要だった
地域のお客様が中心のお店なので、季節商品は開業当初から取り入れていました。
ただ、同じ商品を長く続けると反応は少しずつ落ちていきます。
そのため、毎月何かしら新しい商品を入れることは重要でした。
10月はかぼちゃプリン。
11月はアップルパイ。
12月はクリスマス商品。
特別なことではありませんが、地域のお店ほど変化は必要なのだと思います。
常連さんが増えてくると、なおさらです。
マルシェはあまり合わなかった
この頃、お客様から誘われて地域のマルシェにも出店しました。
結果から言うと、私のお店にはあまり向いていませんでした。
準備は大変です。
そのわりに売上はそこまで伸びません。
さらに、その後来店してくださるお客様もほとんどいませんでした。
客層が合っていなかったのだと思います。
もちろん無駄だったわけではありません。
出店していた他のお店の方とは今でも交流がありますし、たまに来店してくださることもあります。
ただ、自分のお店としては費用対効果が良いとは感じませんでした。
地域情報誌やウェブ記事にも載せてもらった
この頃になると地域の無料情報誌にも掲載してもらいました。
また、ウェブライターの方がお店の記事を書いてくださることもありました。
Yahoo!ニュースなどに掲載されることもあり、そうした積み重ねも認知向上には役立っていたと思います。
ただ、どれか一つでお客様が急増するようなことはありませんでした。
少しずつ知ってもらうきっかけが増えていった、という感覚です。
商店街との付き合いも経験した
当時は商店街にも加入していました。
11月頃には商店街のお祭りもあり、多少は売上に貢献しました。
ただ、商店街の会費は月4000円です。
さらに加盟店が持ち回りで会費回収を担当する仕組みになっており、翌年度は私の担当になる予定でした。
費用や手間を考えるとメリットが少ないと感じたため、私は半年ほどで退会しています。
これも実際に入ってみないと分からないことでした。
12月は売上100万円を超えた
12月は初めて売上100万円を超えました。
クリスマス向けの商品も作っています。
お客様からの要望で、いちごを使ったサンタクロース風のスイーツも販売しました。
見た目は良いのですが、原価率はかなり悪かったです。
ただ、12月の売上増加の最大の要因はクリスマス商品ではありません。
足立区で行われていたPayPayの30%還元キャンペーンでした。
小規模店舗でPayPay決済をすると30%戻ってくるという内容です。
これが非常に強かった。
お客様自身も「今のうちに使っておこう」という感覚だったと思います。
今振り返って思うこと
開業から半年ほど経った頃には、お店の存在を知っている人が少しずつ増えてきました。
Googleマップ。
地域情報誌。
ウェブ記事。
口コミ。
PayPayキャンペーン。
振り返ってみると、お店を知ってもらうきっかけはいくつもありました。
ただ、そのどれか一つが決定打になったわけではありません。
認知はある日突然広がるものではなく、小さな積み重ねで少しずつ広がっていくものなのだと思います。
この頃はまだ安心できる状態ではありませんでした。
それでも、お店の存在が少しずつ地域に浸透し始めていることは感じていました。
開業半年頃は、そんな時期だったように思います。

コメント