カフェ開業で本当に役立った経験ランキング

カフェ開業を考えていると、

「どんな経験が役立ちますか?」

と聞かれることがあります。

今回は、実際にカフェを開業してみて役立った経験を順位形式でまとめてみます。

ただし、あくまで私の場合です。

人によって順位は全く違うと思います。

第1位 接客経験(薬剤師)

一番役立ったのは薬の知識ではありません。

接客経験です。

私はもともと人見知り気味で、接客業は向いていないと思っていました。

もし薬剤師として接客を経験していなかったら、そもそもカフェを開業しようとは思わなかったと思います。

今ではお客様と話すことにほとんど抵抗はありません。

また、自分の健康管理ができるようになったのも大きかったです。

個人事業主は体が資本です。

長時間働くこともありますが、大きく体調を崩すことなく続けられています。

さらに、薬剤師資格そのものも精神的な支えになっています。

もしカフェがうまくいかなくても、派遣薬剤師として働くことはできます。

「失敗したら終わり」ではなかったので、挑戦しやすかったと思います。

第2位 カフェスクール

費用対効果だけで言えば、決して良いとは思いません。

正直かなり高いです。

人に積極的におすすめするかと言われると微妙です。

ただ、自分には役立ちました。

店舗運営の考え方や原価計算、お金の考え方を学べました。

また、不動産業者、設計会社、卸業者なども紹介してもらえました。

自分で一から探すことを考えると、かなり時間を短縮できたと思います。

ラテアートやコーヒーの知識も今でも役立っています。

第3位 品質管理

品質管理の仕事も意外と役立っています。

Excelや在庫管理など、実務的な部分は今でも使っています。

ただ、それ以上に職場環境の影響が大きかったかもしれません。

かなりブラックな会社だったので、色々な意味で鍛えられました。

長時間労働も経験しましたし、転職回数が10回を超えている先輩もいました。

その影響もあって、

「嫌なら辞めればいい」

という感覚が身についた気がします。

今の働き方にも少なからず影響していると思います。

第4位 簿記3級

開業前に勉強しておいて本当に良かったと思っています。

確定申告は想像以上に大変でした。

もちろん税理士に依頼する方法もあります。

ただ、お金の流れが全く分からない状態で経営するのは不安です。

経営者である以上、自分のお金の流れくらいは理解しておきたいと思っています。

第5位 ハンドメイド販売

これは正直、思ったほど役立ったわけではありません。

趣味で作っていたものを販売していただけなので、事業としての経験値はそれほど高くありませんでした。

ただ、自分で作ったものをお金を出して買ってもらう経験は初めてでした。

その意味では良い経験だったと思います。

第6位 飲食店経験

多少はあった方が良いと思います。

オペレーションは学べます。

ただ、私の場合は上位には入りませんでした。

正直、数日から半年くらい経験すれば十分だと思っています。

一通りの流れを経験できれば、それ以上は実際に自分でやった方が早い気がします。

番外編 引っ越し経験

意外かもしれませんが、引っ越し経験も役立っています。

私は引っ越し回数が多いので、住む場所へのこだわりがあまりありません。

実際に物件探しでは広範囲で物件を探すことができましたし、自転車通勤から徒歩通勤にも変えました。

その結果、生活はかなり楽になっています。

振り返って思うこと

そもそも私がカフェを選んだ理由の一つは、コーヒーではなく焼き菓子でした。

昔からお菓子作りの方が得意だったからです。

コーヒーについてはカフェスクールで学びましたが、開業前から特別なこだわりがあったわけではありません。

開業前から、知識や技術だけが重要だとは思っていませんでした。

実際にやってみても、その印象は変わっていません。

もちろん一定以上の知識や技術は必要です。

ただ、それだけで何とかなるほど単純でもありません。

接客、お金の管理、在庫管理、仕入れ、メニュー作り。

カフェを開業すると、作る以外にも考えることがたくさんあります。

振り返ってみると、カフェとは直接関係ないと思っていた経験の方が役立っていることも多いです。

私の場合は、薬剤師としての接客経験や品質管理、簿記の知識の方がよほど役立ちました。

もしこれから開業を考えている方がいたら、飲食経験やコーヒーの技術だけでなく、自分がこれまで積み重ねてきた経験も意外と武器になるかもしれません。

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