カフェ経営が自分に合っていた理由

カフェを開業して良かったことは何ですか?

と聞かれることがあります。

もちろん色々あります。

でも実は、昔からカフェをやるのが夢だったわけではありません。

私は「やりたいこと」があまりない

世の中には、

「昔からこれが夢でした」

という人がいます。

私はそういうタイプではありません。

どちらかというと、

「やりたくないこと」

の方がはっきりしています。

だから進路や仕事を選ぶ時も、

「どうしてもこれがやりたい」

ではなく、

「これはやりたくない」

を避けながら選んできました。

カフェも夢ではなかった

カフェを始めたのも同じです。

もちろんコーヒーは好きです。

でも、

「どうしてもカフェをやりたい」

というわけではありませんでした。

一人でできそうだったこと。

自分で決められる範囲が大きそうだったこと。

そして、自分にもできそうだったこと。

そう考えた結果がカフェでした。

もし別の仕事が同じ条件でできそうなら、そちらを選んでいたかもしれません。

一番減ったのは人間関係のストレス

カフェを始めて一番良かったのは、人間関係のストレスが減ったことです。

私は人が嫌いなわけではありません。

実際、お客様とはよく話します。

趣味友達になった人もいます。

でも、毎日同じ人と長期間一緒にいるのは苦手です。

会社員時代もそうでした。

最初は普通でも、だんだん相手の嫌な部分が見えてきます。

そして最終的にはあまり好きではなくなることが多い。

多分これは私側の問題です。

カフェの場合、お客様との関係は会社員の人間関係とは違います。

毎日顔を合わせるわけではありません。

合わない人がいても距離を取れます。

その気楽さは大きいです。

通勤がない

通勤がないのも気に入っています。

最初は自転車で通える場所に住んでいました。

でも、そのうち自転車すら面倒になりました。

結局、徒歩10分以内の場所に引っ越しています。

満員電車もありません。

通勤時間もほぼありません。

今となっては、それが当たり前になっています。

自分で決められる

個人事業主の良いところは、自分で決められることです。

もちろん自己責任です。

でも私は自己責任そのものはあまり気になりません。

嫌なのは責任の所在が曖昧な状態です。

誰が決めたのか分からない。

誰が責任を取るのか分からない。

そういう状況が苦手です。

その点、個人事業主は分かりやすいです。

良くても悪くても自分です。

営業時間もメニューも定休日も自分で決められます。

最近ではライブや舞台、旅行の予定が入ったら普通に休んでいます。

飽きにくい

これが一番大きいかもしれません。

私は同じことをずっと続けるのが得意ではありません。

でもカフェは意外と飽きません。

新しいメニューを考える。

POPを作る。

焙煎を変える。

店内を少し変える。

イベントをやる。

やめる。

やることが細かく変わり続けます。

だから続いているのだと思います。

休日も店のことをしている

休みの日も仕込みをすることがあります。

でもあまり苦ではありません。

YouTubeを流しながら作業したりします。

もちろん完全に休む日もあります。

ただ、会社員時代のような

「仕事だから嫌だ」

という感覚はあまりありません。

薬剤師より向いていた

薬剤師の仕事も嫌いではありませんでした。

ただ、薬局に来るのは体調の悪い人や不安を抱えている人が中心です。

もちろんそれが薬剤師の仕事なので当然です。

一方でカフェに来るのは、休憩したい人や気分転換したい人がほとんどです。

同じ接客でも雰囲気はかなり違います。

多くの人がそうだとは思いますが、私はこちらの方が気楽でした。

今振り返って思うこと

カフェを開業して良かったことはたくさんあります。

でも一番は、

「やりたくないことから離れやすい」

ことかもしれません。

私は昔から強い夢があるタイプではありません。

だから今でも、

「これが天職だ」

とは思っていません。

ただ、

人間関係のストレスが少なく、

自分で決められて、

飽きずに続けられる。

少なくとも今のところは、自分に合った働き方だと思っています。

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